刃物の切れ味を思っていた以上に良くさせた革砥(かわと)の購入体験談

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レザークラフトで使う刃物をよく切れるようにしたい

ココ

刃物が切りづらくなってきたわ。新しく買い換えるしかないのかしら。

エン

切れ味をあげる革砥という道具を自作している人たちがいるようだよ。つくってみようよ。

ユキ

うまくつくれる自信がないわ。私ならすごく時間がかかりそう。完成品をお店で買えないかしら。

 

こんにちは。みどりです。
今回は、革砥(かわと)を購入したので、使った感想をお伝えします。

革砥の購入を考えている方の参考になれば幸いです。


これが革砥です。
刃物切れ味を良くした道具である革砥
 
 
木の板に革が貼ってあり、その革に研磨剤を塗りつけたものです。
 
刃物を研いだ最後に軽くこすらすことで、
 
切れ味をあげることができます。
 
また、革を切っている途中で、
 
少し切りにくくなったと思ったときに使うことで切れ味が多少戻ります。
 
 

購入理由

ネットで革砥を調べると、自作できるみたいです。しかし、

「革砥の実物を見たことないし、木材や研磨剤(青棒とよばれるもの)を買いに行って製作するのは手間だから、ネットで完成品が安く売っていたら買おう。」

と思ったので、ネットで1000円くらいで買いました。

 

しかし、ネットショップ上で完成品は見当たらなかったので、

革が貼付け済みの台座と研磨剤のセット商品を買って

自力で研磨剤を縫って完成させました。

ネットで買った革砥セット商品
でも、完成させるのは難しくなかったです。

完成まで10分くらいでした。

 

使ってみての感想

実際に使ってみて、以下のような感想をもちました。
 
「砥石で研ぐ技術がない私でも、革砥でこすった後の別たちは楽に革の端をそぎ落とすことができた。感動するわ。」
 
「さらに砥石でうまく研げるようになれば、革砥とあわせてなんでも切れちゃうかも。」
 
 
なんて思うくらい革砥は良い道具でした。
 
 
 
これがあれば、以前に挑戦した結果、
 
ガタガタになった「拝み合わせ縫い」もうまくいくかもしれないので、
 
再挑戦しようとおもいます。
 
 
※追記:コバ処理の1つの方法である「ヘリ返し」をおこなったときに大活躍しました。
 
「私的には、革を薄くするためにはかかせない道具だな~」と思っています。
 
 
※追記:拝み合わせ縫いに再挑戦しました。
実際に革砥を使いながら作った作品の1つにスマホケースがあります。
その記事も参考にどうぞ。
 

購入後に完成させるまでの過程

商品をあけると中には、長さ28cmくらいの革を両面に貼ってある木の台座と140gくらいの研磨剤の塊が入っていました。

革砥セット商品の中身

台座に研磨剤をぬりつけました。感覚としては固めのクレヨンみたいでした。

革砥の台座に研磨剤を塗りこむ

一通り一面に塗ったら、100均で買った万能油を数滴ずつ加えながら、研磨剤を塗り広げていきました。

台座に研磨剤をミシン油を使って塗りこむ

 

完成!

刃物切れ味を良くした道具である革砥

「簡単だった~。そして研磨剤は1%くらいしか使ってないよ~。残りの量で一生分使えるかも。」

 

革を使って刃物を研いだ

さっそく別たちを革砥でこすった後、革の端をそぎ落として見ました。
 
「これまで革がひっかかって出来なかった革の端のそぎ落としが出来てる~」
 
調子に乗っていろいろな刃物にも革砥を使用しました。
 
彫刻刀の一種である印刀
 
 
菱目打ち
 
 
ヘリ落とし(端切れに研磨剤を塗りこんで作った革砥)
 
おしまい。最後まで読んでくれてありがとう。
 
 
また、革砥が活躍する場面が多い「拝み合わせ縫い」の方法を以下の記事で紹介しています。
 
興味のある方は合わせてどうぞ。
 
[blogcard url=”https://3leather.com/techniques/wax-box-miter-joint”]

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