革レースでの装飾 トリプルクロスステッチ の方法 ~孔あけ用ガイド付き~

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こんにちは。みどりです。
今回のレザークラフトは革レースを使った編み込み技法「 トリプルクロスステッチ 」の方法をまとめました。 参考になれば幸いです。

緻密な網目であるトリプルクロスステッチ

ユキ

革で網目をあしらっているベルトを見たけど、わたしも編んでみたいな。

ココ

どうせなら、編んだ時に土台の革が見えない編み方がしたいわ。

エン

それなら、トリプルクロスステッチがいいぜ。ガンガン編もうぜ。

実際にトリプルクロスステッチを用いた作品がこれです。

裾バンドと自転車

ズボンの裾が自転車のチェーンに巻き込まれることを防ぐために足首に巻く「裾バンド」にトリプルクロスステッチをあしらっています。
革レースと土台の革の間にはプラスチックの芯材がはいっていますが、トリプルクロスステッチで編んでいるので芯材が見えないです。

ちなみに、この裾バンド制作の様子は以下の記事にまとめています。興味のある方は合わせてどうぞ。

トリプルクロスステッチ の編み方

それではトリプルクロスステッチの編み方を紹介していきます。

前準備

編み始める前に、前準備をしていきます。

まずは、革レースを通す孔を開けていきます。
今回使う革レースの幅は3mmなので、直径3mmの孔を開けていきます。
穴の端と端とは2mmの間隔をあけて次の孔を開けます。

孔をあける
革レースを通す孔を開ける

ちなみに、たくさんの孔を開けるので今回はスクリューポンチを用いて孔を開けています。スクリューポンチについては以下の記事にまとめていますので興味のある方は合わせてどうぞ。

次に、革レースをそのまま使うのは固くて編みにくいので、ピュアホースオイルを塗って革を柔らかくします。また、これを塗ることで革レースへの油分の補給にもなるのでメンテナンスも兼ねています。
「固い状態で編んでいたら、指を切って痛い思いをしたからね、ちょっとでも柔らかくしておこうっと。」

革を柔らかくする
革レースを柔らかくする

ピュアホースオイルについては、お手入れクリームの比較についてを以下の記事にまとめています。興味のある方は合わせてどうぞ。

いよいよ、革レースの準備をします。

革レース編む距離の9~10倍ほどの長さを用意します。

そして、レース針に取り付ける準備をします。
まずは革レースの端を薄くそいで、次に山型になる様に端をカットします。

レース針に通す準備
レース針に通す準備

山型にした革レースの端をレース針の孔に通してから、クリップ状の部分にハサミんで固定します。
革レースの両端に写真のようにレース針を取り付けたら準備完了です。

レース針に取り付ける
レース針に取り付ける

1巡目の編み方

それでは実際に編んでいきます。今回は分かりやすいように、茶色の革レースと赤色の革レースをつなぎ合わせて半分から色の異なる革レースを用いて説明します。

まずは、革レースを土台となる革(以下、土台と呼びます)の一番上の2つの孔(1段目)に通します。このとき、革レースの中央が土台の裏に位置するように表側に革レースを出します。

写真では、右側の孔からは赤色レースが、左側の孔からは茶色レースがでています。

革レースを革に通す
土台の1段目の孔に革レースを通す

右側の赤色レースの動かし方

最初は右側の孔から出している赤色レースから動かしていきます。

1-①赤色レースについているレース針(赤)を左側の2つ下位置の孔(3段目左孔)にオモテ側から裏に向けて通します。
「革レースはすべて孔を通して、オモテ側で網目となるレースは引き締めておくよ。」

2目下に通す
1-①左下の2目下の孔に通す

1-②次に、裏に移動したレース針(赤)を一つ上の孔(2段目左孔)に裏からオモテ側に向けて通して、革レースを引き締めます。

1目上から引き出す
1-②真上の孔から引き出す

1-③そして、オモテ側に出てきたレース針(赤)をたすき掛けになっている赤色レースの下をくぐらせて、レースを通します。

革レースの下を通す
1-③赤色レースの下をくぐらせる

ここで、赤色レースの動きは一時中断します。
次に反対側の茶色レースを動かします。

左側の茶色レースの動かし方

1-④今度は茶色レースがついているレース針(茶)を右側の 2つ下位置の孔(3段目右孔) にオモテ側から裏に向けて通します。

2目下を通す
1-④右下2目下の孔に通す

1-⑤次に、裏に移動したレース針(茶)を一つ上の孔(2段目右孔)に裏からオモテ側に向けて通します。

真上の孔から引き出す
1-⑤真上の孔から引き出す

1-⑥ そして、オモテ側に出てきたレース針(茶) を左側の赤色レースが通っている孔の一つ下孔(4段目左孔)にオモテ側から裏に向けて通します。

左下の孔に通す
1-⑥左下1目下の孔に通す

1-⑦ 裏に移動したレース針(茶)を一つ上の孔(3段目左孔)に裏からオモテ側に向けて通します。

真上の孔から引き出す
1-⑦真上の孔から引き出す

1-⑧ そして、オモテ側に出てきたレース針(茶)をたすき掛けになっている茶色レースの下をくぐらせます

ここまでで1巡目が終わりです。

レースの下をくぐらせる
⑧レースの下をくぐらせる

次の2巡目からは 赤色レース から動かしていきます。
そのための準備として、茶色レースが邪魔にならないように上側に除けてクリップで留めておきます。

横によける
動かさないレースを脇によける

2巡目以降の編み方

先ほど中断していた赤色レースを動かしていきます。

赤色レースの動かし方

2-①オモテ側に出ている レース針(赤) を右側の茶色レースが通っている孔の一つ下孔(4段目右孔)にオモテ側から裏に向けて通します。

右下1目下の孔に通す
2-①右下1目下の孔に通す

2-②次に、裏に移動した レース針(赤) を一つ上の孔(3段目右孔)に裏からオモテ側に向けて通しま

真上の孔から引き出す
2-②真上の孔から引き出す

2-③ そして、オモテ側に出てきた レース針(赤) を左側の茶色レースが通っている孔の一つ下孔(5段目左孔)にオモテ側から裏に向けて通します。

左下1目下の孔に通す
2-③左下1目下の孔に通す

2-④ 裏に移動した レース針(赤)を一つ上の孔(4段目左孔)に裏からオモテ側に向けて通します。

真上の孔から引き出す
2-④真上の孔から引き出す

2-⑤そして、オモテ側に出てきた レース針(赤) をたすき掛けになっている赤色レースの下をくぐらせます

革レースの下をくぐらせる
2-⑤革レースの下をくぐらせる

ここで赤色レースの動きを一時中断し、つぎは茶色レースを動かしていきます。
※赤色レースは邪魔にならない様に上側に除けてクリップで留めておきます。

茶色レースの動かし方

茶色レースの動かし方も上記2-①~⑤で説明した赤色レースの動かし方と同じです。
おさらいとして、写真で説明します。

2-⑥オモテ側に出ているレース針(茶) を右側の赤色レースが通っている孔の一つ下孔(5段目右孔)にオモテ側から裏に向けて通します。

右下1目下の孔に通す
2–⑥右下1目下の孔に通す

2-⑦次に、裏に移動したレース針(茶)を一つ上の孔(4段目右孔)に裏からオモテ側に向けて通しま

真上の孔から引き出す
2-⑦真上の孔から引き出す

2-⑧ そして、オモテ側に出てきたレース針(茶) を左側の赤色レースが通っている孔の一つ下孔(6段目左孔)にオモテ側から裏に向けて通します。

左下1目下の孔に通す
2-⑧左下1目下の孔に通す

2-⑨裏に移動したレース針(茶)を一つ上の孔(5段目左孔)に裏からオモテ側に向けて通します。

真上の孔から引き出す
2-⑨真上の孔から引き出す

2-⑩写真を撮り忘れましたが、このあとに、たすき掛けの茶色レースの下をくぐらせて2巡目が完了です。

3巡目以降は同様の手順2-①~⑤を繰り返していきます。

最後の処理

最後の穴まで革レースを通しました。左右のレースは裏側からでている状態です。
最後のレースの終わり方を説明します。

最後まで編む
最後まで編む

まずは、土台の革を裏返します。
裏から見て、右側から出ている革レース(写真では赤色レース)を左側1つ上の孔を通っているレースの下に通します。
この際に、革レースが外れない様にレースとレースの間に接着剤を塗って固定します。

一目上のレースの下をくぐらせる
左1目上のレースの下をくぐらせる

左側の孔から出ている革レース(写真では茶色レース)も同様に接着剤をつけてから、右側1つ上の孔を通っている革レースの下をくぐらせます。

接着剤が乾いたら、余分な革レースをハサミで切り落とします。

余分なレースをカットする
余分なレースを切り落とす

トリプルクロスステッチ の完成状態

これでトリプルクロスステッチの完成です。
オモテ側からみた様子は写真のような網目状です。

トリプルクロスステッチの表側
トリプルクロスステッチの表側

ひっくり返して、裏側からみたら革レースが一列に並んだような感じです。

トリプルクロスステッチの裏側
トリプルクロスステッチの裏側

おしまい。最後まで読んでくれてありがとう。

トリプルクロスステッチ の孔あけ用 型紙

興味のある方のために、孔あけ用ガイドとしての型紙を無料で公開します。  中心軸から10mm、15mm、20mmの離れた位置に孔をあけるための型紙です。

ただし、注意点として以下の事項を守ってください。
・個人の方が趣味の範囲で使用してください。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
・型紙に5cmの縮尺を掲載してありますので、印刷後に縮尺が正しいかを確認してからご使用ください。

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