レザークラフト初心者参考:独学9ヶ月目の筆者の道具を紹介
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目次
革小物をいくつか作るうちに必要な道具がわかってきた。
革小物を作り始めてもう9ヶ月たったよ。いろいろな作品を作ったな。
楽しいね。でも集めた道具で使ってないものもあるよね。いつか使うのかな。
一回、今使っている道具、今後つかわなそうな道具などを整理しましょうか。
こんにちは。みどりです。
今回はレザークラフトをはじめてみたいという方向けに
筆者の使っている道具を紹介します。
友人や同僚に「レザークラフトを趣味にしているよ」
と言うと、
「レザークラフトってどんな道具を使うの?」とか
「高価な道具を取り揃えなくちゃならなくて大変だね」とか
いわれたりしました。
いやいや、実際に9ヶ月革小物を作ってみると、
その過程で使用している道具は意外と多くないですし、
100均アイテムで代用できるものはあります。
”ちょっと経験を積んだ初心者”状態といえる筆者が
本当に必要な道具、初心者はそこまで使わない道具を
お伝えします。
レザークラフトをはじめたいけど、
道具選びで二の足を踏んでいるという方の
参考になれば幸いです。
道具集めで満足してしまった駄目パターン
いきなりですが、筆者は道具選びで失敗をしました。
というのも、筆者は「無駄金は極力使いたくない」と思っているので、
道具集めもセット品を買うのではなく、
本やネットで情報収集して、一つ一つ集めました。
その努力のおかげで、お金は節約できました。お金は。
その反面、道具集めに時間はずいぶんかかりました。
その結果、何が起こったかというと、
「道具や革を集めたら、なんかもう満足した。」
いやぁ~、趣味を始めるときに
形から入る駄目パターンの見本のような行動です。
何事も”勢い”ってものが大切ですね。
筆者はその”勢い”を道具集めだけで使い切ってしましました。
つまり、レザークラフトを始める前に飽きてしまった。
これが昨年のことです。
ということで、この時点では道具にかけたお金も時間も浪費でしかなかったです。
「まぁ、趣味だからいいか」
っていう魔法の言葉(悪魔ver.)で心を納得させました。誤魔化したともいいます。
それでも、なんかしらないけど、今年になって
「レザークラフトでキーケースを作りたい!」
っておもいました。
神の啓示ってことにしておきます。
(浪費のシンボルだった道具と革がチラチラ目に付くのも嫌だった。
ってのも一因です。)
「今回は大丈夫!!だって、道具も革も手元に揃っているんだもの!」
”勢い”にまかせて、始められる状態です。
そこから現在まで9ヶ月いろいろな革小物を作ってきました。
その過程で、使用する道具、使用しない道具がわかってきましたので紹介します。
関連記事>>>作品紹介:記事一覧
※以下で必要な道具を紹介しますが、
筆者みたいに飽きやすい性格の方は、
道具集めで”勢い”を使い切ってしまわないように
セット品を買うのも一つの手だと思います。
いろいろセット品が販売されていますが、
筆者がゼロから道具を集めるとしたら
以下のセット品がいいなと思います。
筆者が使っている道具に近い内容のセットです。
セットの書籍は筆者も手元においているものと同じです。
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現在、使用している道具と使用していない道具
さて、気を取り直して、現在使用している道具を紹介します。
革
なによりこれがないと始まりませんよね。本革です。
合皮は使っていません。
筆者はアマゾンでA4サイズ10~15枚くらいのセット品を
買って使っています。
セット品なので使いやすい革ばかりでなく、正直使いづらい革もあります。
ただ、見方を変えると、
どういう革が使いづらいのかが、わかるようになったのが良かったです。
筆者はまだまだ初心者なので、
「革のとり扱い方も、縫製技術も未熟だし、安い革で十分。」
「もっと、うまく作れるようになったら品質のいい革にチャレンジしたいな」
っておもっています。
型紙製作用の道具
型紙を作るときに使っている道具の紹介です。
以下3点です。
①パソコン
②お絵かきソフト(GIMP)
③プリンター
※逆に、以下の道具は使用していない道具です。
厚紙
方眼紙
のり
①筆者は型紙をパソコンで作って印刷しています。
「紙工作が大の苦手だから、型紙はパソコンで作ったほうが楽そうだなぁ」
っておもったのがきっかけです。
子供のころから
紙に糊をぬって貼り付けることや
紙を切り出すのが苦手でした。
「なんか、うまくいかないんだよね」
その苦手意識から、厚紙をつかって型紙をつくるという作業をしたくなかったです。
②型紙つくりに使っているソフトは
無料のお絵かきソフトの「GIMP」をつかっています。
GIMPは無料だというのが信じられないくらい高機能で、
なによりレイヤー機能が使えるのがいいです。
レイヤー機能で本体ラインや縫製ライン、カットラインを
層状に分けて作成できるため、修正が楽に出来るのがメリットです。
なにより、型紙製作だけでなく、イラストもかけます。
このブログでのイラストも「GIMP」で作成しています。
ちなみに、設計用のCADというソフトで型紙をつくる人もいるようですが、
筆者はCADを使ったことがないことと
設計しかできないことが理由で使用していません。
裁断用の道具
次に、革を切るためには以下の5点の道具を使っています。
①別たち(ネット購入)
②別たち替刃(ネット購入)
③デザインナイフ(100均アイテム)
④デザインナイフ替刃(100均アイテム)
⑤カッター板(100均アイテム)
※使用していない道具
カッター
筆者はカッターではなく、”別たち”と”デザインナイフ”を使っています。
①”別たち”は切るときに角度に気をつけないといけないので
カッターより扱いが難しいですが、
研いで切れ味を上げることができることと、
革を薄くそぎ落としやすいことが便利で使っています。
②”別たち”用の替刃はまだ取り替えたことないですが、
予備として持っています。
というのも、まだまだ砥石を使って刃物を研ぐことに慣れていないので
研ぐのに失敗したときに、交換出来るように手元においています。
③”デザインナイフ”は革に窓をあけるときや
革の一部を薄くするときなどの
細かい作業に使っています。
はじめてデザインナイフをつかったときに、
あまりの切れ味のよさに感動しました。
「100均アイテムなのに、なに、この切れ味の鋭さ!
この存在を知らなかったなんて人生損してたわ」
すごく気に入ったので欠品になっても大丈夫なように替刃を
買い込みました。
縫い穴を開ける用の道具
縫い穴をあけるためには以下の5点の道具を使っています。
①目打ち(100均アイテム)
②菱目打ち2目(ネット購入)
③菱目打ち4目(ネット購入)
④菱切り(ネット購入)
⑤捺印マット(100均アイテム)
※使用していない道具
銀ペン
ハンマー
ゴム版
2目と4目以外の菱目打ち
①目打ちは丸きりの代用として使っています。
主に型紙の輪郭線を革に写すときに使います。
目打ちをつかうので銀ペンは使っていないです。
ちなみに目打ちをへらの代わりにして
接着剤やトコノールを少量塗るときに使ったりもしてます。
菱目打ちと菱きりという道具は、
レザークラフトの特徴である斜めの縫い目を出すために
菱形の縫い穴をあけるのに使います。
②③④筆者は、2目と4目の菱目打ちを使っています。
1目を開けたいときは菱きりを使っています。
なので、菱目打ちの1目や3目、6目はつかっていないです。
それと、菱目打ちは刃と刃の先端の間隔が異なるいろいろな種類が売っています。
作りたい作品にあわせた種類を選ぶといいです。
大体の目安としては、
小さい作品には3mmまたは4mm
大きな作品には5mm以上です。
※手芸店のレザークラフトコーナーで縫い目の見本品がおいてあると思うので
実際に見てイメージをつかむといいと思います。
ちなみに、筆者は刃先と刃先の間の長さが4mmの菱目打ちを使っています。
今は小物をつくっているので4mmで十分だと思っていますが、
今後、リュックなどの大きなものを作るときには
もう少し刃と刃の間隔が大きな菱目打ちを買おうと思っています。
また、筆者は縫い穴を開けるときに騒音を出したくないと思っているので、
ハンマーおよびゴム版を使わない方法で縫い穴を開けています。
詳しくは以下の関連記事をご覧ください。